初詣でおみくじを引きましたか? あなたは、大吉? 吉? それとも凶…? おみくじの結果に、新年への思いをはせ一喜一憂する人も多いと思うけれど、中には「?」というおみくじを引いたという人も…。

 

そんな話を知人から耳にした私。はたして、本当に白紙のおみくじなんてあるものなのだろうかと調べてみると、知人同様に白紙のおみくじを引いたという報告は多く、Twitter上には、実際に引いたおみくじ画像もアップされていた。芸能人では、月亭方正さんが、白紙のおみくじを引いたエピソードが有名みたい。

 

この白紙のおみくじ、どんな意味がある? 一説には、白は百に一つ足りないことから九十九となり、九十九の良いことがあるなどと言われているらしい。神社本庁ウェブサイトに答えがあるかと、調べてみると、“個人の運勢や吉凶を占うために用いられているわけですが、種類もいろいろとあり、神社ごとに工夫も窺うことができます。その内容には、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶という吉凶判断、金運や恋愛、失(う)せ物、旅行、待ち人、健康など生活全般に亙る記述を見ることができます。また、生活の指針となる和歌などを載せているものもあります。”と、ある。白紙のおみくじに対しては、残念ながら特に記述はない。

 

そう思い立ち、おみくじの起源を調べてみると、その起源は『元三大師御籤』が起源といわれており、吉凶の割合も厳密に決められているとのこと。大阪府三島郡島本町にある勝幡寺には、その元三大師のみくじ関係資料となるみくじ箋の版木が保管されており、その割合は、大吉17、吉36、小吉6、末吉6、半吉3、末小吉3、凶29。凶って、吉より少ないという事実に驚き、凶にややありがたみは感じたものの、おみくじの起源にも白紙はないということだ。

 

…ということは、おそらく白紙はおみくじの製造工程で生まれる、印刷ミス等のエラーの可能性大。しかし、その割合は少なく、大吉よりも珍しいということから、前述“白吉”のいわれが後付けでくっついた、という見方がどうやら正しそう。